vix(恐怖指数)を持ち続けると勝てる?
vix(恐怖指数)の長期チャートを見てみると、数年に一度くらいの頻度で急上昇することがあります。
ということはvixをロング(購入)して、そのまま価格が上昇するまで放置しておけば勝てるのでは?と思いますが、実際には毎日行われるロールオーバーにより、マイナススワップが発生する点が問題になってきます。(タイタンFXでvixを購入した場合の話です)

この画像はvixの長期チャートとなりますが、青でまるを付けたところではvixが急上昇しています。安い時に買って高い時に売るだけで利益が出そうですね。


この会社では、vixのレバレッジは最大500倍となっており、また追証などはありません。


この手数料が問題でして、購入して長期間保有すると手数料の負担が重くのしかかります。

以下の画像は参考例です。マイナスの金額は適時変動します。(市場の不安定度が増すと、マイナスの額も上がる傾向にあります)
vixをタイタンFXで購入した場合には、0.1ロッド(タイタンFXにおけるvixの購入単位における最小値)あたり、画像の例ですと6.9円が毎日引かれます。(金曜日には土日分も含めるので3日分のマイナス手数料が発生します)

例→vixが15ポイントの時に購入→20ポイントになったので決済→500円の利益(マイナスの手数料分を引くと利益の総額になります)。
この画像の例ですと、vixの価格が22.25の時に0.1単位分のvixを購入しています。
そして価格が22.63となった場合ですと、39円の利益となります。そしてマイナスの手数料が2円発生しているので利益の総額は37円となります。

画像の例の場合ですと、370円となります。さらに購入数が多ければその分利益の額も増えます。


例えば手数料がマイナス5円だった場合ですと、ひと月で150円の保有コストが必要です。
つまり購入時の価格よりも1.5ポイント分値上がりしていないと、手数料分のコストをカバーすることができません。(0.1単位の場合のコストなので、vixの保有数が増えるほどコストも増大します。)

相場が大きく揺らぎそうな時に、短期間で利益をだすためにvixを買わないとダメなんだね。


つまり、0.1単位(vixを購入する際の最小単位)の場合の購入コストは7円から8円の間ということになります(相場の状況によりこの価格も変化します)。
スプレッドの例 21.62→21.70の場合、数値のずれ0.08の部分がスプレッドとなり、この場合ですと8円ということです。つまり購入時の単位が2の場合は160円。単位が0.2の場合は16円となります。

1 vixを持ち続けると手数料が毎日掛かる
2 長期保有の場合には、手数料負けしないためのタイミングで購入しなければいけない
3 タイタンFXの場合、vixの最大レバレッジは500倍で追証は無し