2019年の通貨暴落について

2019年の通貨暴落について

2019年の1月3日に発生したフラッシュクラッシュとその後についてのページです

 

この年の初めに突如としてドル円で発生したフラッシュクラッシュ(相場が大きく値動きしたということ)は、多くのFXトレーダーにとって全く予期しない不意打ちとなり、多くの損失を出した人や危うくロスカット(強制的に取引を終了させられてしまうこと)の恐怖を感じる人など、多くの投資家たちに影響を与えました。

 

そして、多くの専門家たちやアナリストたちが様々な要因について原因を探りましたが、真相は闇の中です。

 

ところで、どんな動きをしていたんだろう?フラッシュクラッシュって言われても分からないな〜

 

ここに画像を用意してみたから、一緒に見てみましょう!

ドル円暴落
一日足らずでドル円が4円近く変動していますね〜 参考までに普通の状態ですと、一日の変動額は0.6円くらいです。つまり1円も動かない日の方が多いですから、普段の4倍以上の値動きがあったことになります。

 

でもたったの4円くらいなら全然大したこと無いんじゃないの?

 

1ドルが109円から、104円くらいまで落ちたみたいだけど損を出しても5円くらいじゃないの?

 

まあ確かにレバレッジを掛けずに運用していれば、そうなるね〜

 

そのレバレッジってな〜に?

 

レバレッジっていうのは、自分の持っているお金よりも多くのお金を運用することのことよ。

 

例えば、10万円を持っている人が投資できる金額の上限は10万円よね?

 

確かに、無い袖は振れないね!

 

でも、レバレッジを掛けることで自分の持ち金以上の取引が出来るようになるの!

 

レバレッジが10倍だどしたら、10万掛ける10の100万円分の取引ができるのよ!

 

自分の持っているお金に、レバレッジの数字を掛けた額を取引できるんだね!

 

じゃあ僕のお小遣いは100円だから、レバレッジが10倍だとしたら1000円
分の取引ができるのか〜

 

そうだね!そしてこのレバレッジとうまく付き合えばFXで大きな利益を出すことも可能になるよ。
レバレッジを掛けるということは、自分の手持ちの資金以上の損失を被る危険性もあります。実際の取引では、レバレッジを3倍以内に抑えることを意識した方が安全な運用ができるでしょう。

 

フラッシュクラッシュによって大きな損失をだすパターンとして、このレバレッジが高すぎてポジション(自分の取引のこと)を維持できなくなって、一番大底で強制的に決済されてしまいがちです。

 

 

そして決済されてしまうと、大きなマイナス分をFXの会社に対して支払う必要が出てきます。これを追証といいますが、この追証により最悪の場合は借金をしてしまったり、自己破算する必要性が出てきたりします。

フラッシュクラッシュの瞬間を見てみよう!


こちらがドル円の5分足チャートになります。MT4の時間で00:05(日本時間だと7時くらいから)から徐々にローソク足が下に下がってきていますね。その後徐々に値動きが加速していきMT4時間の00:25(日本時間で7時25分くらい)に今までよりも、大きな下げがありました。

 

これが引き金になり、その後5分後のローソク足が恐ろしい長さになっています・・・
この一瞬の間に多くのトレーダーの運命が左右されたのです。ある人は強制ロスカットされ、ある人は大儲けすることができました。

 

フラッシュクラッシュのその後

大きな下げはありましたが、次の5分後には大きな戻しが入ってきていますね。いったんは108円台から104円台になりましたが、その18時間後には再び108円台に回復しました。

 

さらにこの15日後には109円台へ突入しており、この1月3日の下げで買いを入れておけば大きな利益を手にすることが出来たでしょう。

 

 

結果的には、資金力がそこそこある人が一番大きな損失を出してしまったのでしょう。

 

おそらく2円から3円の変動に耐えれるくらいの証拠金を入れていた人をうまく狙ったのでしょうね・・・

 

大型連休や年末年始に注意しなければいけない。

普段に比べて市場参加者が少ない時は価格の復元力が少なく、相場が一方通行になりやすいようです。このように市場参加者が少ない時には、やはりあらかじめ取引を片付けておいた方が良いでしょう。

 

そして、このような大きな動きがあったら逆にチャンスと考えて、乗り込んでみるのも一つの手段かもしれません。

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